やっと、やっと、やっと観れた「レ・ミゼラブル」…魂が震えた!
ダンス学科卒業公演の振付や制作で、ず~っと観に行けなかった「レ・ミゼラブル」…やっと観に行ってきました!
ってか、このブログも超久しぶりなんだけど(笑)
「レ・ミゼラブル」というと、ボクの時代は「ああ無情」のタイトルで本を読んだものです。子供の頃の話ですが、感動しました…泣きました…。この本と、「クリスマス・キャロル」が、子供の頃の感性をくすぶってくれたんだと思います。
「クリスマス・キャロル」は、昨年末にダンス学科のクリスマスライブで上演しました。もちろんセリフなしのダンスのみで!
でも、「レ・ミゼラブル」は無理ですね、歌無しでやるのは…。だって、すべての歌が心に突き刺さり、心に波紋を投げかけてくれるんですから!
心を揺さぶってくれる…魂が震える作品、まさにこの映画がそうでした。
全編歌…時折入るセリフ以外は歌です。でも、こんな心の入った歌を、3時間近く聴き続けた経験はありませんでした。
とかくミュージカルは、歌とセリフの狭間で嘘くさくなるのもです。でもこの映画は、どこからが歌なのか、どこまでがセリフなのか分かりませんでした。言葉を歌ったり喋ったりしているのではなく、心を叫んでいる…そう感じました。
ヒュー・ジャックマン(ジャン・バルジャン)、ラッセル・クロウ(ジャベール)、アン・ハサウェイ(ファンテーズ)…アマンダ・セイフライド(コゼット)、エディ・レッドメイン(マリウス)…そしてサマンサ・バークス(エポニーヌ)らの発するものは、歌やセリフを超えて、心の叫びとしてボクの胸を、魂を震わせてくれたんです。
同じ表現者であるものとして、観るもの聴くものの心を動かし波紋を投げかけることの使命と喜びを再認識させてくれた、至福の映画となりました。
ありがとうございました!
コメント 0